もしかしたら、ネガティブなことばかりが思い浮かぶかもしれません。
それは放棄や諦めという感情的なものでも、幸福感を伴う受容でもなく、ただ、ほとんどの感情を失った嬰児のような無欲求の休息状態(大人のように欲求の伴う休息ではなく)です。
そこでは沈黙こそが最も雄弁なものとなっているのです。
ETV特集「最後のレッスン キューブラー・ロス 死のまぎわの真実」 回想• この怒りはあらゆるものに転移、投射され、家族やスタッフから世間のニュースにまでその矛先が向きます。
「受容」をどう考えるか 第5段階の「受容」をどう考えるか、というのも面白い問題です。
その順序は、 ・否認…死を疑う。
なぜ自分が死ななければならないのかという怒りを周囲に向ける段階である。
これらの5つの心を「 前五識(ぜんごしき)」といわれます。
むしろ、受け入れられない現実を無意識が守ってくれている段階なので大事にしていただきたいと思っています。
本マニュアルの情報は専門家としての助言を意図したものではなく、医師、薬剤師、その他の医療従事者への相談に代わるものではありません。
怒りは「なぜ私が?」と不公平を感じる気持ちとして現れます。
それはほとんどの場合、言葉はいらず、ただ手を握ることや、深い同意の眼差しを向けることや、隣で座っていることです。
深い悲しみとともに、故人・周囲の人を責める気持ち、そう思ってしまう自分を責める気持ちが同時にある。
The Wings of Love, Germany only - Silberschnur , 1996• 著:森山 紀之 1000人以上のがんをみてきた医師が語る、実録!がん患者の幸と不幸の分かれ道。
フィンクの危機モデルにそっくり• 勉強したことは絶対に知的財産となりみなさんを助けてくれます。
その場合には、精神科医やカウンセラーなどの専門家の援助が必要となります。
事実、「死ぬ瞬間」出版前には80%の医師が死が迫っているという告知には反対していたが、出版後10年の1979年には97%の医師が患者に事実を伝える事に賛成している• 第一段階:否認(denial) 自分に死が間近に迫っていると知ると、ほとんどの人が「違う!それは間違ってる!」と事実を否認します。
・隔離 自分が死ぬということは嘘ではないのかと疑う段階である。